番外編 近所に住む青年との出逢い 第4章

その女子学生と五分ほど英語で会話した
すごく流暢で顔がタイプだった。

彼女は僕よりも５つLevelの高いクラスだった。

「今度、皆でフィジーの観光地を散策しませんか。」
と話そうと思ったが当時の僕は、
日本語から英語に切り替えるスキルがなく伝える事が出来なかった。

すると、次の授業のチャイムが鳴り夢の時間が終わってしまった。

僕が通っていた語学学校はEnglish only policyという制度があり
語学学校内で母国語を話すのが禁止されていた。

最悪のケースで強制帰国された学生もいるとのこと。

当時の僕が彼女の英語を聞いて理解出来た情報が

僕と彼女は同年代。
岡山県出身。
TOEICのスコアが僕より約400点高い。

彼女についてもっと知りたい。
彼女と同等に英語を話せるようになりたい。
それから日記を英語で毎日書くようになり、電車やトイレの英語の案内表や注意書き等を意識的に見るようにした。

そして滞在2週間程度で現地の人の言っていることが聞き取れるようになってきた。

そしてある日

語学学校を終え、
ホームステイ先の自宅に帰ると、
門の前で近所に住むフィジアンの青年が遠くから僕を見つめ近寄ってきた。

この彼との出逢いで僕の英語力が飛躍的に向上していくことになる。









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